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裸身を眺める

 投稿者:のいすか  投稿日:2017年 5月29日(月)07時55分3秒
  ポチさん、毎週ありがとうございます!
ついに浴室に志藤を入れてふたりっきりにぃ~~!

玲子ママの拒絶の言葉もそっちのけで「こちらはまだ約束を果たしてもらっていない」とは。1年ものブランクを置いて、さすが、志藤です。

おっとその前に。
熱いシャワーに打たれる玲子ママの見事な肢体をしっかりと堪能した志藤。今回の妄想ポイント!
このシーン、「見るは法楽、見られるは因果」と書かれた、歌川国芳の浮世絵を思い出しました。
熟れ熟れの女性の着物から下半身だけをひん剥いてM字開脚にした男が、じっくり、まじまじと、血走った目で秘部を見ている。その恥ずかしさに耐えかねて、女性は思わずふとんに顔を隠すが、目は隠さずに布団の端からしっかりコトのなりゆきを見守っている、という実に趣き深い浮世絵です。
そういった趣が随所に感じられる、ポチさんの丁寧な描写に感激です。
 
 

Mi familia つづき

 投稿者:ポチ  投稿日:2017年 5月28日(日)10時51分41秒
  断りも入れずガラス戸を開け放って。志藤はしばしその場で眼前に展けた光景に見惚れた。
黒とグレーのシックな色合いでまとめられた、モダンなデザインのバスルーム。開放的な広さの中に立つ、女の裸身。
まるで映画のワン・シーンのような、と感じさせたのは、その調った舞台環境と、なによりそこに佇立する裸体の見事さによるものだ。
フックに掛けたままのシャワーを浴びる怜子を、志藤は斜め後ろから眺めるかたちになっている。今夜はじめて晒された完全な裸身を。
四分の一混じった北欧の血の影響は、面立ちではなく体格に顕著に表れている、と過去にも何度か抱いた感想をいままた新たにする。優美なラインの下に、しっかりとした骨格を感じさせる肢体は、どこか彫刻的な印象を与えるのだった。高い位置で盛り上がった豊臀の量感、その中心の深い切れこみの悩ましさも記憶にあるままだったが。腰まわりは、英理が評していたとおりに、以前より少し引き締まっているだろうか。
怜子は振り向かなかった。志藤の来襲に気づいていないかのように、宙を見つめたまま。さっきまでは止まっていた手がゆるゆると動いて、肩から二の腕を洗う動きを演じた。いかにもかたちばかりに。
暖色の柔らかな照明の下、立ち昇る湯気の中、濡れていっそう艶やかに輝く豊艶な肢体を、志藤はなおもじっくりと眺めた。一年と二ヶ月ぶりに目の当たりにする、いまでは義理の母親となった年上の女の熟れた裸身に、ねっとりとした視線を注ぎ続けた。
すると堪えかねたように怜子の裸足の踵が浮いて膝が内へと折れた。重たげな臀が揺れる。執拗な視線を浴びせられる肌身の感覚までは遮断できなかったようだった。
その些細な反応に満足して、志藤は浴室の中へと足を踏み入れる。ピシャリと音を立ててドアを閉めれば、閉ざされた空間の中、立ち昇る熱気に混じった女の体臭を鼻に感じた。深々と、その甘く芳しい香りを吸いこむと、股間のものがぐっと漲りを強めた。
ゆっくりと回りこむように、豊かな裸体へと近づく。それでも怜子は振り返ろうとしなかったが。
自分もシャワーの飛沫の中へと入った志藤が、背後から抱きしめようと両腕を広げたとき、
「もう終わりといったはずよ」
冷淡な口調でそう云った。顔は向こうへと向けたまま。
「まさか」
軽く受け流して、志藤は腕をまわした。怜子は後ろから抱きすくめられた。
その瞬間、身体を強張らせ首を竦めた怜子が、
「……やめなさい」
と、掣肘の言葉を繰り返す。感情を堪えるような抑えた声で。
しかし、志藤はもう拒否の答えさえ返さずに、
「ああ、感激ですよ。こうしてまた、怜子社長の柔らかな身体を抱くことが出来て」
陶然とそう云って、ぎゅっと抱擁を強めた。裸の体が密着して、怜子の背は男の硬い胸を感じ、腰のあたりにも熱く硬いものが押しつけられる。
ね? と、志藤が耳元に囁きかける。
「一度だけって約束だと言っても、僕はまだ、その一度も終わってはいないんですから」
「……それは、貴方の勝手な…」
怜子の反駁、素気なく突き放すはずの科白は、どこか漫ろな口調になって、
「やっぱり、あんな落ち着かないシチュエーションではね。最後までという気にはなれなかったですよ。一年あまりも溜めこんだ怜子社長への想いを吐き出すには、ね。でも、本当は怜子社長も同じ気持ちなんじゃないんですか?」
甘ったるい口説と問いかけに、違うと怜子は頭を振って。そっと胸乳に滑ろうとした志藤の手を払いのけた。
と、志藤は、
「それは、葛藤されるのは当然だと思いますけど」
口調を変えてそう切り出した。
「いまだけは、余計なことは忘れてくれませんか? もう一度、貴女の本音を、本当の気持ちを聴きたいですよ」
「……やめて…」
と零した怜子の声は羞恥に震えた。もう一度と志藤が求めた“本音”“本当の気持ち”が、彼女のどの言葉を指したものかは自明であったから。
羞辱に震えて、そして抗いと拒絶の気配が消える。
やはりそれは、取り返しのつかない発言、発露だったと噛みしめながら。
怜子は、再び胸乳へと滑っていく男の手を、ただ見やっていた。
 

更新

 投稿者:ポチ  投稿日:2017年 5月28日(日)10時50分48秒
  のいすかさん、いつもありがとうございます。
バスルームは、魅惑のスポットですが。今回そこでどこまでの展開になるかは? です。
とりあえず、今日の更新分では、怜子さんがまた往生際の悪さを発揮しただけで終わってしまいました。

というわけで続きです。短いし、ほとんど進んでませんが。
引き続き、気長にお付き合いいただければ幸いです。
 

はぁ~~~

 投稿者:のいすか  投稿日:2017年 5月24日(水)07時53分23秒
  ポチさん、ありがとうございます。
はぁ~~~・・・・イイなぁ・・・
遠慮の要らないふたりっきりの夜の始まり。
玲子ママの抗いも もうこうなっては無意味ではありますが
第二幕の浴室では、もうひとつふたつ、そのポーズだけでもとれるのか?
ってか、@浴室ってのは、じつはのいすかの大好物シチュだったりします。
浴室って、声は響くわ、素っ裸だわ、一種、特殊な閉鎖空間でもあり、それだけに、もっとも開放的な場所ですよね。
のいすかとしては、脱衣場からでいいから、ココをこそ、ICレコーダーして欲しい!!^^(そんなのが録れたら、きっと英理ねえも大満足でしょう)
 

Mi familia つづき

 投稿者:ポチ  投稿日:2017年 5月21日(日)10時20分1秒
  「ぎっ――」
噛みしめた歯の間から苦鳴を洩らして、総身を硬直させる怜子。秘肉はじっとりと潤みを湛えていたが。規格外の巨根を長いブランクのあとに受け入れるには、湿潤は充分ではなかった。
構わず志藤は腰を進めた。軋む肉の苦痛に悶える怜子を、“それ見たことか”という思い入れで眺め下ろしながら、冷酷に抉りこんでいった。
やがて長大な肉根が完全に埋まりこめば、怜子は最奥を圧し上げられる感覚に深く重い呻きを絞って、ぶわっと汗を噴き出させた喉首をさらして仰け反りかえった。裸の双脚は、巨大な量感に穿たれる肉体の苦痛を和らげようとする本能的な動きで限界まで開かれて、恥知らずな態勢を作る。
「ああ、相変わらず、いい味わいですよ」
志藤が満悦の言葉を吐く。未だ充分に解れていない女肉の反応は生硬でよそよそしさを感じさせたが、たっぷりと肉の詰まった濃密な感触は、かつて馴染んだままで。長い無沙汰を挟んで、またこの爛熟の肉体を我が物としたのだという愉悦を新たにさせた。
「でも、こんなものじゃないですよね? 怜子社長の、この熟れたカラダのポテンシャルは」
という科白に、すぐにその“本領”を引きずり出してやるという尊大な自信をこめて動き出そうとすると、
「ま、待ってっ、」
反らしていた顎を懸命に引いて、難儀そうに開いた眼を志藤へと向けた怜子が焦った叫びを上げた。この肉体の衝撃が鎮まるまでは、といましばしの猶予を乞うたのだったが、
「待てませんね」
にべもなく答えて、志藤は律動を開始した。ぎいっ、とまた歯を食いしばり、朱に染まった顔を歪めて苦悶する怜子に、
「こういうやり方が、お望みだったんでしょう?」
と皮肉な言葉を投げて、長く大きなスラストで責め立てていく。接触は、繋がり合った性器と、太腿に掛けた手だけという、即物的な“交接”の態勢を維持したまま。
頑なに、懇ろな“情交”を拒んだことへの懲罰のような暴虐的な行為に、怜子はただその半裸の肢体をよじり震わせ、呻吟するばかり……だったのだが。
単調な抽送のリズムを変じた志藤が、ドスドスと小刻みに奥底を叩く動きを繰り出すと、おおおッと噴き零した太いおめきには苦痛ではない情感がこもって。
どっと、女蜜が溢れ出す。まさに堰を切ったようなという勢いで湧出した愛液は、攻め立てられる媚肉に粘った音を立てはじめる。
あぁ……と、怜子が驚いたような声を洩らしたのは、その急激な変化を自覚したからだろう。
「ようやくカラダが愉しみ方を思い出してきたみたいですね」
「ああああっ」
そう云って、それを確認するように志藤が腰を揺すれば、怜子の口からは甲走った叫びが迸り出る。ぐっと苦痛の色が減じた、嬌声に近い叫びが。満たし尽くされたまま揺らされる肉壷が、引き攣れるように収縮した。
(……ったく。結局こうなることは、わきりきってるってのに)
内心に毒づいて、じっくりと追い込みにかかる志藤。ようよう、絡みつくような粘っこさにその“本領”を発揮しはじめた熟れ肉の味わいを愉しみながら。あえて性急さは残した動きの中に、知悉しているこの女体の勘所を攻め立てる技巧を加えていく。
怜子は尚も抗いの素振りを見せた。唇を噛みしめて、吹きこぼれようとする声を堪える。窮屈な態勢の中でのたうつ尻腰の動きも、志藤の律動を迎えるのではなく、逆に少しでも攻めを逸らし、肉体に受け止める感覚を減じようとする意思を示した。
「ふふ、懐かしいな」
と、志藤が呟いたのは、そのむなしい抵抗ぶりに、ふたりの関係が始まった頃の姿を想起したからだった。長い空白が生んだ逆行なのか。或いは、やはり義理とはいえ親子の間柄になったことが、この期におよんでブレーキをかけるのか。それとも……長く捨て置かれた女の最後の意地なのか。
いずれにしろ、甲斐のない抗いだった。こうして深く肉体を繋げた状態で。
両手に掴んだ足首を高々と掲げ、破廉恥な大開脚の態勢を強いてから、ひと際深く抉りこんでやれば、引き結ばれていた怜子の口は容易く解けて、オオゥと生臭いほどのおめきを張り上げた。そのまま連続して見舞った荒腰が、もたがった厚い臀肉を叩いて、ベシッベシッと重たく湿った肉弾の音を立て、それにグチャグチャと卑猥な攪拌音が入り混じる。ますます夥しくなる女蜜の湧出と、貪婪になっていく媚肉の蠢きを明かす響きだった。
「ああっ、ひ、あ、アアッ」
もはや抑えようもなく滾った叫びを吐きながら、怜子が薄く開けた眼で志藤を見やった。その眼色にこもった悔しさこそが、心底の感情だったようだが。その恨みをこめた一瞥が、怜子が示しえた最後の抵抗だった。
「アアッ、だ、ダメぇっ」
乱れた髪を打ち振って、切羽詰った叫びを迸らせ、腰と腿の肉置をブル…と震わした。と、次の刹那には弓なりに仰け反りかえった。
「……っと。はは、こりゃあすごい」
動きを止めて、激烈な女肉の収縮を味わいながら志藤が哂う。脳天をソファの背もたれに突き立て、ギリギリと噛みしめた歯を剥き出しにして、硬直する怜子のさまを見下ろして。
「もったいないなあ」
と、呟いた。怜子に聞こえていないことは承知だから独り言だ。
筋肉を浮き上がらせてブルブルと震える逞しいほどの太腿を両脇に抱え直して、志藤は律動を再開した。
「……ぁああ、ま、待って、まだ、」
忘我の境から引き戻された怜子が重たげな瞼を上げて、弱い声で懇願する。まだ絶頂後の余韻どころか震えさえ鎮まっていない状態で。
「駄目ですよ」
しかし今度も志藤は無慈悲な答えを返して、容赦なく腰の動きを強めていく。
「久しぶりに肌を重ねての、記念すべき最初の絶頂を、あんなに呆気なく遂げてしまうなんて、許せませんよ。ここはすぐにも、怜子社長らしいド派手なイキっぷりを見せてもらわないと」
「あぁ……」
怜子の洩らした泣くような声には、敗北と諦めの哀感がこもった――。




どっかとソファに腰を落とすと、志藤はテーブルのグラスを取って、ひと口呷った。
氷は半ば以上溶けて、上等なスコッチの味は薄まっていたが。“ひと仕事”終えて渇いた喉には丁度よかった。
ふうと息を吐いて、額に滲んだ汗の粒を拭った。深く背を沈めて、改めて眼前の光景を眺める。
志藤はもとの席に座っている。だから、その前方には、たった今まで烈しい“交接”の舞台となっていたソファがあって。そこに怜子が横たわっている。
グラスの中の氷は完全には溶けきっていない。経過した時間はその程度だったということだが。その間に怜子は三度、雌叫びを上げて豊かな肢体を震わした。性急な激しい交わりだった。
いまの怜子は横臥の姿勢で倒れ伏している。三度目の絶頂のあと、志藤が身を離したときに、ズルズルと崩れ落ちた態勢のまま。しどけなく四肢を投げ出して。
半裸の姿も変わっていなかった。最後まで志藤は怜子の腰から上には手を触れなかった。抱えた裸の肢を操り、微妙に深さや角度を変えた抽送で怜子を攻め立て続けた。最後は、その豊かな肢体を折りたたむような屈曲位で最奥を乱打して、怜子に断末魔の呻きを振り絞らせ、彼岸へと追いやったのだった。その刹那の、食い千切るような媚肉の締めつけには一瞬だけ遂情の欲求に駆られたが。ここは予定の通りに、とそれを堪えて。激烈な絶頂の果て、ぐったりと脱力した怜子から剛直を抜き去った。
だから今、僅かに勢いを減じて股間に揺れる肉根をねっとりと汚しているのは、怜子が吐きかけた蜜液だけということになるのだが。そんな汚れた肉塊を丸出しにして、いまだ上半身にはシャツを残した間抜けな格好で、悠然と志藤は酒を注ぎ足したグラスを口へと運んだ。美酒の肴は、無論、たったいま自分が仕留めた女の放埓な姿だ。
乱れたブルネットの髪に貌が隠れているのは残念だったが。横向きに伏した姿勢は、膝から下をソファから落とした剥き出しの下半身、ムッチリと張り詰めた太腿から肥えた臀への官能的なラインを強調して、目を愉しませる。なにしろ、先刻までの忙しない“交接”では、その肉感美を愛でることも出来なかったのだから。いまの状態も、豊艶な熟れ臀を眺めるのにベストなポージングとも視点ともいえなかったが。なに、焦る必要はない。この艶麗な義母の“ド派手なイキっぷり”を見たいという欲求が、まだ充分には叶えられていないことについても同じく。最後の絶頂の際に、怜子はついに“逝く”という言葉を口走りはしたが、それは振り絞った唸りのような声で。彼女が真に快楽の中で己を解放したときに放つ歓悦の叫び――咆哮はあんなももではない、ということを志藤は経験から知っているのだったが。それもまあ、このあとの楽しみとしておけばいい。まだ、ほんの“口開け”の儀が終わったばかり。夜は長いのだ。
と、そんな思索を巡らせていると、向かいで怜子の身体が動いた。
思いの他、早い“帰還”だった。完全に意識を飛ばしていたのではなかったらしい。深い呼吸に肩を上下させて、のろのろと上体を持ち上げる。垂れ落ちた髪に、顔は見えなかった。膝を床に落とし膝立ちになってから、ソファに手を突いて、よろりと立ち上がった。数瞬、方向に迷うように身体を回してから、出入口を目指して歩きはじめる。少し、ふらついた足取りで。途中、床に投げ捨てられてあったストッキングとショーツを拾い上げて。リビングを出る直前になって、ようやく腰までたくし上がったスカートに気づいて引き下ろす動作を見せながら、廊下へと姿を消した。最後まで志藤には顔を向けず言葉も掛けなかった。志藤もまた無言のまま見守り見送った。
ほどなく、遠く聞こえたドアの開閉音で、浴室に入ったことがわかった。
なるほど、と志藤は頷いた。浴室へと直行して、肌の汚れとともにすべてを洗い流すということか。そうして、この一幕をなかったこととする。確かに、それで首尾は一貫するわけだが。
もちろん、志藤としては、そんな成り行きを受け容れる気はなかった。受け容れるわけがないことは、怜子も理解しているはずで。だったら、やるべきことをやるだけだ、と。
それでも、グラスの酒を飲み干すだけの時間を置いてから、志藤は立ち上がった。半ばの漲りを保った屹立を揺らしながら、ゆっくりと歩きはじめる。浴室へと向かって。



熱いシャワーを浴びれば、総身にほっと蘇生の感覚が湧いて。
だが、そうなれば、冷静さを取り戻した思惟が心を苛む。
胸元に湯条を受けながら、宙を仰いだ怜子の貌には憂愁の気色が浮かんだ。
悔恨、罪悪感。しかし一番強いのは、慙愧の想い、己が醜態を恥じる感情だった。
――“英理を選んでおいてっ”。
志藤の腕の中で叫んでしまったその言葉を思い返すと、死にたいような恥辱に喉奥が熱くなる。自らの意志で関係を絶った男に向けるのは理不尽で身勝手な恨み。ずっと心の奥底に封じこんで気づくまいとしていたその感情を吐き出してしまった瞬間に、怜子は自身の意地も矜持も裏切ることになったのだった。
あとは、ただ崩れ流されただけだった。その済し崩しな成り行きの中で、怜子が示した姑息な抵抗、場所を移すことを拒み、裸になることを拒み、愛撫の手を拒んだことなど、無様に無様を重ねるだけの振る舞いだった。いまになって振り返れば、ではなく、即時にその無意味さ馬鹿馬鹿しさは自覚していたのだったが。
それでも尚、こうして浴室へと逃げこんで。肌を汚した淫らな汗を流すことで、辻褄を合わせようとしている。
そうしながら、しかし怜子の手は、己が身体を抱くようなかたちをとったまま動こうとしないのだった。最前までの恥知らずな行為の痕跡を洗い流すことで全てを消し去ろうとするのなら、真っ先に洗浄の手を伸ばすべき場所に向かってはいかないのだった。
そこに蟠った熱い感覚が、触れることを憚らせる。燠火を掻き立てる、という結果を招くことを恐れて……?
結果として怜子は、その豊満な裸身を熱く強いシャワーに打たせて、ただ佇んでいた。
……なにをしているのか、と、ぼんやりと自問する。無意味な帳尻合わせの振りすら放擲して。心に悔しさや恥ずかしさを噛みしめながら、身体ではついさっきまでの苛烈な行為の余韻を味わっているかのごとき、この有様は、と。
だが、長くそんな思いに煩う必要はなかった。
浴室のドアの向こうに足音と気配が近づいてきた。磨りガラスに人影が映る。
ちらりと横目に、その長身の影を認めて。もちろん怜子の顔に驚きの色は浮かばなかった。
 

更新

 投稿者:ポチ  投稿日:2017年 5月21日(日)10時19分12秒
  何度もすみませんでした。
今度こそ、これで決定ということで。進めたいと思います。
ちょっとだけ続きも含めて貼らせていただきます。
この停滞を取り戻すためにも、ここからはテンポよく行きたいですが。
頑張ります。
 

たびたび

 投稿者:ポチ  投稿日:2017年 5月14日(日)21時02分37秒
  すみません。直させてください。
申し訳ないです。
 

すみません

 投稿者:ポチ  投稿日:2017年 5月 8日(月)08時03分48秒
  昨日5月7日の更新分は一旦下げさせてください。
読み返して、どうもしっくり来ないので、手直ししたいと思います。
こういうことは極力やらないようにしてるんですが。
特に大きな変更ではなく、ちょっとした描写とかですんで、話の流れは変わらないです。
バタバタで申し訳ありません。
 

更新

 投稿者:ポチ  投稿日:2017年 5月 7日(日)13時00分3秒
  のいすかさん、いつもありがとうございます。
また早速、場面を描いていただきまして。ありがたいです。
なんというか、怜子社長のメンドくささに、ポチ自身が悩まされてるといいますか。ハイ。

続きを貼らせていただきます。もう少し進めたかった、ってのは毎回のことですが。
一応、することはしてますが、相変わらずエロくはない。
じゃあ、なんでそんな場面をトロトロ書いてるのか、と問われると困ってしまうわけですが。
うーん、ダンドリというか段階を踏まないと、この先に進めないというか。うーん。
やっぱり、メンドくさい話になっちゃってますね。
んー、頑張ります。
 

おおお!

 投稿者:のいすか  投稿日:2017年 5月 7日(日)11時10分4秒
  ポチさんありがとうございます。
連休中は玲子ママの悩ましい下半身剥き身姿を想像しておりました。^^
「充実しきった」大腿、たまらんですね。

あくまで突発的状況としてコトを済ませようとする玲子ママのけなげな努力。
余計な愛撫はすっ飛ばして、という。
(そうされることで タガがはずれてしまうという 恐れもあるのでしょうね・・・)
はたしてその努力の甲斐はあるのでしょうか。
まだまだ夜は始まったばかりです。
絶対的自身を見せる志藤。
さぁ、玲子ママ、憲二を前にしてこの晩はプライドを堅持できるか!?
少なくとも、慎一たちが帰ってくるのは明日の午後かと思うが・・・?
夜は長いぞ!!

http://noysca.blog17.fc2.com/blog-entry-1019.html

 

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